秋の紫外線には要注意
最近すっかり涼しくなって、外に出掛ける機会も増えてきましたね!
もう常識ですが、涼しくなったからといって油断出来ないのが紫外線です。ようやく過ぎ去った刺すような夏の日差しに、油断しきった心と肌に追い打ちをかけるように攻撃してくる大敵。それが秋の紫外線です。
秋の紫外線は、だいたい夏の40~60%の力がある、と言われています。
夏の紫外線は、昼間三分間浴びるだけで皮膚の老化が進行するとまで言われている強さです。それが40~60%も残っているということ。しかもそれが、日焼け止め対策を怠りはじめた頃にやってくるということです。考えるだけでも怖いですね……。
更に怖いのが、UVB(紫外線B派)は減少するけれど、肌の真皮層に直撃すると言われるUVA(紫外線A派)は、夏の強さとほぼ変わらないところです。それを聞いて、な、なんだとー!と机を叩いて立ち上がってしまったのは私だけじゃないはず。
この二つの違い、分かりますか?
簡単に言うと「UVB」は、赤く肌を焼く紫外線で、対策として「SPF30」などと表記されているもの。「UVA」は見えない肌の細胞を壊して、10年後にシワやたるみの原因となる紫外線のことです。こちらは日焼け止めに「++」などで表記されています。
どちらも嫌ですが、どちらかというとUVAのほうがじわじわ効いてくる分、肌に時限爆弾を仕掛けられた気分になって嫌な感じがしますよね。
でも、気になることもあったんです。
日焼け止めって、本当に効果があるのかな?そう疑問に思ったことはないですか?見た目に違いが分からないため、ついつい面倒になってしまう日もありますよね。
そう思っていたんですが、先日とある動画を見て、考えを改めました。
それがこれ。「How the sun sees you」というタイトルの動画です。
どれだけ紫外線をブロックできるか、実際に紫外線カメラで撮影した映像です。
海外のものなので英文ではありますが、英語が分からなくても、充分日焼け止めの効果が分かります。
見た目は健康そのもの。そんな人を紫外線カメラで映してみると、どうだろう?
普段見えない蓄積した肌ダメージが可視化されてしまう怖さもありますが、日焼け止めを塗った途端、肌が真っ黒になり保護されたんだなということが一目で分かるんです。これは凄い、日焼け止めって凄い、と改めて日焼け止めの大切さに気がつきました。
今日の手抜きが未来の自分をつくる……ということですね。こわいこわい。涼しくなっても、まだまだ日焼け止めは忘れちゃいけないようです。ほんと、気をつけましょうね。