幸せホルモン「オキシトシン」の増やし方

ここ最近、幸せホルモンである「オキシトシン」への注目が高まっていると思いませんか? テレビやSNSでその名前があがることが増え、よく目にするようになりましたよね。

オキシトシンとは、人と人との接触によって分泌されると言われているので、最近の外出自粛やオンラインでの集まりでオキシトシンが不足と言われているんです。

・幸福感を高める
・不安を和らげる
・ストレスを緩和する

↑ と、オキシトシンで期待できるものとして、今まではこんなものがあげられてきましたが、最近の研究では美肌や老化防止にも期待できると言われているんです! 私もこの特集をNHKのあさイチで見たので、間違いありません…!

オキシトシンは人と人との接触、スキンシップで分泌されるとされてきましたが、実は他にも増やす方法があるようです。今回はその方法についてまとめてみました。


1)  人に優しくする
人に優しくって何……? とちょっと不思議に思いますが、実はこれもきちんとした研究で導き出されたことです。

オキシトシンは別名「思いやりホルモン」とも呼ばれるだけあって、相手を思いやって何かを分け与えたり、助けたりすることでも分泌されることがわかっています。

家族や友達、恋人だけではなく、赤の他人であっても人に優しくすることでオキシトシンが増え、自分にも良い影響が与えられるのならとっても良いですよね。


2) マッサージを受ける、またはする
肌と肌が触れ合うことでオキシトシンは分泌されることで有名ですが、実はこれ、マッサージにも当てはまるんです。

しかもこの方法は、マッサージを受けている側だけではなく、マッサージをしてあげる側もオキシトシンが分泌されるそうです。相手を癒してあげたいと思う気持ちがあると、さらにオキシトシンが増えるそうなので、これもまた増やしやすいですよね。


3) ペットと触れ合う
なんと人間相手だけではなく、ペット相手でもオキシトシンが増えることがわかっています。とくに犬との触れ合いは、オキシトシンを増やすのにはとても期待できるのだとか。

猫にも適用されるらしいのですが、犬ほどの効果はまだ実証されていないということです。うーん、私の場合、猫でもオキシトシンがドバドバ出ている気がするんですが気のせいでしょうか?


4) 感動する
しばらく友達と会う約束もなければ、マッサージに行く予定もなく、ペットも飼っていないという方。悲しむ必要はありません。なんとたった一人でも簡単にオキシトシンを増やす方法があると言うんです。それが感動すること!

映画でも漫画でも小説でも「すごい!」「おもしろい!」「かっこいい!」「かわいい!」と感情が大きく良い方向に動くことでオキシトシンが増えると言われています。これならかなり手軽にできますし、毎日だってできますよね。


その他にもオキシトシンは現在自閉症の治療薬としても使用されているようですね。これからきっといろいろな効果が発見されて、もっと手軽にオキシトシンを補給できるようになったりするのかもしれませんね。

ちなみにオキシトシンは媚薬としても販売されています。効果のほうはどうなんでしょうね?