2021年夏越の祓で茅の輪くぐり

今年も夏越し祓の時期がきました。
ということはつまり、2021年も半分が過ぎたということ……
ひえ〜……
去年は「来年の今頃にはコロナも落ち着いて、平穏が戻っているだろうな」と思って茅の輪くぐり行った気がするんですが、全然戻っていませんね?

まあそういうわけですけど、毎年この時期はこの話題を書いている気がするんですが、今年もそうです。夏越の祓です! 地元の神社に行ってきました!

夏越の祓は半年間のうちにたまってしまった汚れを6月30日(最近は6月後半ならいつでも良いみたいです!)落とすために行われるものです。

私の地元の神社はいつも、6月28日頃からしか茅の輪が設置されていなかったのですが、さすが去年から続くコロナ禍というわけで、密を避けるために今年は6月20日から茅の輪くぐりができていたみたいです。

「密にならないように…」という配慮があるのは嬉しいのですが、田舎の神社なので密どころか誰もいませんでしたけど。参拝客私だけ…

引き続きコロナ禍であるため、手水舎で清めるのはできない仕様になっています。その代わり、こんなかんじで紫陽花が浮いてました……! きれー!
最近いろんな神社で手水場にお花を浮かべるのやってますよね?
これもコロナ禍で水が使えなくなったので、代わりにこれを! という動きが生まれたみたいですが、これが新しい文化が生まれる瞬間か……と私は地味に感じ入ってしまいましたね。

これからコロナが終息して、その後、こうしたお花を手水舎に浮かべることってなくなってしまうんですかね? それはそれでもったいないけど、上から水をばしゃばしゃかけたらすぐにお花が傷みそうですしね。むずかしい。

茅の輪くぐりの際に仕様する人形(ひとがた)も、こんなかんじで置いてありました。(田舎の神社は基本誰もいないので…!)
こういう雑に置かれているかんじがたまりませんよね。すき!

名前と年齢をかいて、体にそれをなで、息をふきかけることによって、お焚き上げの時に罪や汚れが清められるそうです。
大きな有名神社だと、この人形に100円くらいお金がかかるところもありますが、ここは無料です!
しかも人形を置くというか、奉納する?場所がないので、お賽銭箱に突っ込むというシステムになっていて、それが田舎っぽくておもしろいんですよね。

お参りが終わったらおみくじを引きます! 
神社行くと引かずにはいられないたちでして…

今回は末吉でした!
ここは凶が入っていない神社なので、実質一番下ですね。

かげくらき 月のひかりをたよりにて しずかにたどれ のべの細道

↑こちら末吉のおみくじに書かれていた和歌。
なんだか素敵だったのでつい。

これ誰がつくった和歌? と思ってしらべてみたら、この神社のおみくじ製作会社を突き止めてしまって(山口県にある一番有名なところのものでした)変な気持ちに。
いや全然おみくじ製作会社があるのは当たり前ですし良いんですけど、世の中知らないほうがいいこともありますよね。

というわけで、今年ももう半分が終わってしまいました。
はやい。はやすぎる。
前半の汚れは今日落とし終わったと思うので、あとは今年の後半戦を頑張るだけですね。

もうすぐオリンピックもあるし(本当にやるとはびっくりですけど)コロナはまだ全然収まっていないし、なんだかんだ問題は山積みなのですが、なんとか乗り切りたいところです!