もしかしてHSP?繊細さんとは何なのか

秋ですね。
10月も中旬に差し掛かろうとしているのに、今日も30度あります。
うう、この世界は狂ってる…!

というわけで、本題に入りますが、昨今「繊細さん」というワードが、世に広く知られるようになってきましたよね。
繊細さんというのは、簡単に言うと「気がつきすぎて疲れる人」という人のこと。
「HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)」という名称のことなんですけど、とにかく「とても敏感」ということです。

1(物事を)深く処理する
2 共感力が高い
3 過剰に刺激を受けやすい
4 ささいな刺激を感知する

この4つの性質に当てはまる人を、「HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)」と呼ぶようです。といっても珍しいことでは全然なくって、だいたい5人に1人はこういった性質があるそうです。実はめちゃくちゃいる…!

この4つの項目だとわかりづらいかもしれないので、たとえば下記のようなことがある、という人はそうかもしれません…!

□ 素直で人を信じやすい
□ ネガティブな感情への共感性が強い
□ 色や音やニオイなど、ちょっとした刺激が気になる
□ 相手のペースに合わせられない
□ 相手のことを考えすぎてイヤだと言えない
□ 感情、言葉、行動を表に出せない
□ 周囲の人の気分や感情に左右されてしまう
□ とても神経が疲れやすい
□ 一度にたくさんのことができない
□ 自分には関係のない問題に巻き込まれたりする

上記にあげたことで、チェックがついてしまう項目が多いほど、繊細さんの性質があると言えるようですね。

ちなみに私は、大きな音でテレビを見たりするのが苦手です。
家族や友人には「こんなに小さい音じゃ何言ってるか全然聞こえないんだけど…」というくらいの音量で見ています。
これも繊細さんの性質のひとつらしいのですが、私はそれ以外はあまり当てはまらないので、繊細さんではないのかもしれない…。

そしてこういった性質がある方は、生きづらい!と感じてしまうことが多いかもしれませんが、これは病気ではなく、性格のようなものなので治す方法はないのです……!

たとえば、仕事先で機嫌が悪く、イライラしている人がいたとします。
繊細さんはなぜか「もしかして私のせい?」と思ってしまうことが多いんですよね。
そんなわけ…ないのに……!

というわけなので、繊細さんは毎日がとにかく生きづらいし、疲れてしまうのだというのです。確かにこれは気の毒。

しかし「生きづらい」と感じる部分だけではなく、繊細さんだからこそ発揮できるのが、細かい気配りや、繊細は発想、新しいものを生み出す好奇心や探究心はそういうところから生まれてくるらしいです。
悪い面だけじゃないし、なんなら天才はみんな繊細なのでは?と思ってしまうところです。たとえば芸術家とか……。

とにかく対処方法として具体的なのが、↓

■メガネをかけてみる
伊達メガネでもOK。レンズ1枚を挟むだけで、外界と自分の間に距離ができて、ちょっと楽になるそうですよ。

■イヤホンや耳栓
大きな音やノイズが苦手な方は、イヤホンや耳栓が効果的。
ちなみに私は本当に大きい音が苦手で、近所で工事なんかしている時なんて本当にダメなんですが、防音・消音ヘッドホンをつけているんですが、これめちゃくちゃに良いですよ。
集中したい時とかにも良くて、見た目は普通のヘッドホンなので他の人には音楽を聞いているようにしか見えないのも良いと思います。お試しあれ。

■触覚で安心できるものを
たとえば首元や口元を隠せるマフラーがあると安心するとか、ふかふかの物に顔をつっこむと安心するとか、人によっていろいろありますよね。
ストールを巻く、というのは簡単にできるので、これもおすすめ。

■好きな香りをマスクにつけてみる
繊細さんにとって、マスクって最強じゃないですか?安心しますよね。
嗅覚が敏感で、人の香水などが気になってしまう方は、自分だけが好きなアロマなどをマスクにちょっとだけつけて出かけることで、意外と楽になることも。

その他にも繊細さん向けの対処はけっこうたくさんあるんですよね。
なんといっても5人に1人は繊細さんの性質を持っているそうなので、たくさんの方がいろいろな対策を練っている…!
ということで、良いものはどんどん取り入れて、毎日をもっと楽に生きることができたらいいですよね。