春は頭痛の季節・正しい偏頭痛の対処方法

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新生活がはじまる春は、明るいイメージがあるものだと思います。

新しいクラス、職場、環境、生活。たくさんのものが一新される季節なので、わくわくする季節でもありますよね?

しかし実際のところ、春は体調を崩しやすく、鬱を発症しやすく、花粉症患者は増える一方であって、そして偏頭痛が最も増える季節でもある、意外と要注意な季節なんです。

 

<暖かくなったり寒くなったり。天気の変化が偏頭痛の原因>

春のはじまりは、気温の変動が激しいのが特徴。暖かくなったと思ったら、また寒くなるので、暖房器具をいつ片付けていいのか戸惑う人も多いはず。この気温の変化が偏頭痛を引き起こす原因のひとつであることは、皆さんもご存知ですよね?

 

晴れて暖かい日は気圧が高く、雨で寒い日は気圧が低い。この気圧の変化が偏頭痛を引き起こしているんです!

 

<偏頭痛の正しい対処法>

目まぐるしい気温の変化に、交感神経と副交感神経が上手に働かなくなってしまった状態。それが偏頭痛です。

自律神経が乱れることによって血管の収縮がコントロール出来なくなり、血管が拡張して頭痛を引き起こしている。つまり偏頭痛は冷やすことが大切!涼しい場所で静かに休むことが最も大切なこと。冷たい水で顔を洗うことも有効です。お風呂につかって休むと悪化するので要注意!

 

■間違いやすいのが緊張型頭痛との違い!■

冬に多い緊張型頭痛の対処方法は、偏頭痛の対処方法とまったくの真逆です。知らないで同じ方法で治そうとすると悪化するので、ここは注意が必要。

 

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<緊張型頭痛と偏頭痛の対処方法は真逆!>

ストレスやパソコンなど緊張状態の後に起こることが多い頭痛を「緊張型頭痛」と言います。実はこれ、冬の間は寒さで引き起こされることが多いんです。

そのため、対処方法として一般的なことが、「温かいお湯にゆっくり浸かる」「体を温める」「カフェインをとる」などです。

しかしこれ、どれも偏頭痛の時に行うと悪化するものです。

 

春の頭痛は、体を冷やして治すものが多い。

冬の頭痛は、体を温めて治すものが多い。

 

もちろん、一括りにはできないことですが、ともかく自分の頭痛が「気圧の変化からきている」のか「ストレスや外的刺激からきている」のか、自分で違いを正しく理解することが必要。

せっかくの春ですから、頭痛に悩まされることなく楽しみたいですね。