年収200万の母子家庭で貯金をしたBさんの話
ひとりきりで子供を育てているお母さんは、いろいろな苦労があると思います。子育てや仕事、これから先の生活のことなど、不安は多いですよね。中でもお金のことでは、常に頭を悩まされている方がほとんどだと思います。
全国のシングルマザーの平均年収は、180万と言われています。そのほとんどがパート、アルバイトの雇用形態で仕事をしていて、児童扶養手当などを含めても年収は220万前後と言われています。一般的な家庭と比べると、生活が苦しいことは明白ですよね。
そこで今回、シングルマザーで子供を育てているBさんから話を聞いて、どのような給与形態なのか、それでどうやって生活をしているのかまとめさせてもらいました。
【Bさん(30代前半シングルマザー)】
子供 ひとり
事務員 給与14万
年収 ボーナスを合わせて180万
児童手当 1万円
児童扶養手当 29,100円(所得によって違いあり。全部支給の方は42,330円)
月によって若干の変動はありますが、手当を含めて1ヶ月の収入は17万ほど。
そこから毎月かかっていた費用が、下記のようになります。
家賃 50,000
光熱費 12,000
携帯代 8,500
食費 25,000
生命保険料 3,000(掛け捨て)
ガソリン代 10,000
日用品 10,000
交際費、レジャー費 10,000
美容室、化粧品、洋服代 15,000
支出合計 143,500円
こうやって計算してみると、かなりぎりぎりです。
ここに臨時の支出があって、車の車検(2年に1回)や、車の保険(1年に1回)、友達の結婚式、たまに美容室でカラーリング、冬物のコート、子供はすぐに大きくなるので下着や洋服などの買い替え、それらの出費を考えると月の平均支出はもっともっと高くなると思います。
こんなふうにBさんの経験では 「生活をする」 ことで精一杯で、貯金をすることは難しいし、たくさんのことを我慢しなければいけないと言っていました。もちろん我慢をするのは自分だけではなく、子供にも我慢してもらわなければいけません。
子供が大きくなったら、まわりの子供たちと同じようにゲームを欲しがるかもしれませんし、携帯が必要になりますし、毎月のおこづかいだって必要になりますよね。塾に通いたいかもしれませんし、やりたい習い事も見つかるかもしれません。大学への進学だって考えると思います。大学へ進学する場合、たとえ国立の大学に進んだとしても500万はかかってしまいます。
実はこのBさんは、現在この求人サイトで見つけたデリヘル店で、月に数回働いています。
そしてここで稼いだお金のほぼ全てを貯金に当てていると聞きました。働き出して1年ほどですが、すでになかなかの額が溜まったと話してくれました。貯金はもちろんのことですが、貯金ができることで、心に余裕を持つことができるようになったのが一番良かったことと教えてくれました。
Bさんだけではなく、実はデリヘル店では、貯金をするために月に数回働くシングルマザーがとっても多いんです。
年収200万でも、節約すれば貯金もできるかもしれません。そういった指南書もたくさんありますよね。でも、質素に堅実に、欲しいものを我慢して生活をしていくより、たくさんお金を稼いで貯金をして、心に余裕を持ちたい方もたくさんいると思います。
うまく家計をやりくりするのも良いかもしれませんが、もっとたくさん稼ぎたいと考えているシングルマザーをデリヘル店のスタッフは歓迎しています。もちろんお店によって、できるだけのバックアップもします。週に1回でも働けるので、このBさんのような働き方も、選択肢のひとつとして考えてみるのも良いのではないかと思います。