さくらグループ 姫サプリスタッフHさんに聞いてみた!
デリヘルの事務所ってどんな場所なのか気になりませんか?
私はすごく気になります。
というか、気になっていました。
第7回目となる今回は、なんとデリヘル事務所にお邪魔させてもらえることになりました。デリヘル事務所って実際どんな場所なんだろうかと常々疑問に思っていたので、念願叶って初潜入です!
そして今回インタビューに応じてくれたのは、デリヘル店で働く女性スタッフHさんです! デリヘル嬢ではなく、お店のスタッフさんです。女性スタッフって珍しいですよね?
さてさてさっそく伺ったのは、宇都宮市内にあるマンションの一室です。
外観は本当に普通のマンションです。どうやら同じマンションに何部屋か借りているらしく、女の子の待機専用として借りていたり、写真撮影用として借りていたりして、それぞれ部屋が分かれていて広々とした印象を受けました。今さら当然なんですけど、怪しい雰囲気はありません……!
店長さん(すごく人が良さそう)に案内されたお部屋で待っていると、「こんにちはー!」と笑顔でやってきたのが、女性スタッフのHさんでした。
Q なぜこの仕事をはじめようと思ったんですか?
「もともとこのお店で働いていたことがあって、その時に男性スタッフしかいなかったんです。その時から女性スタッフがいたらいいのになって感じていたので……」
インタビュアー(以下イ)「働いていたっていうのはデリヘル嬢としてってことですか?」
Hさん(以下H)「そうです。未経験で働きはじめて、お金の問題が解決してデリヘルは辞めました」
驚いてしまったんですが、実はHさんは元々はこのお店で働く女の子だったそうです。
<H「辞めるって時に、スタッフとして働かないかとスカウトされたんですよね。このお店で働くことで個人的な悩みも解決できたので、ここで働くのは恩返しみたいなものなんです」
「恩返し」というのは気になるワードですよね? もちろんそれについても尋ねてみました。
Q 「恩返し」というのはどういうことですか?
H「お金の面です。困っていた時期に助けてもらったので」
詳しくお話を伺ってみると、Hさんは現在ひとりで小さな子供を育てているシングルマザーでした。元旦那さんと離婚をする際、金銭的に大変だった時期があり、その時期にデリヘルで働くことを決意したそうです。
イ「未経験だったんですよね?」
H「そうです。最初はものすごく勇気が必要でした。でも本当に困っていたので、もうやるしかない! って思い切って面接に来たんです」
<Hさんが未経験で最初にやってきたお店が、今この「さくらグループ 姫サプリ」です。その時からスタッフの方々にはたくさんのことでお世話になったと、Hさんは懐かしそうに話してくれました。
イ「目標までは稼げたんですか?」
H「はい、目標まで稼いでから辞めました。だからここで働くこと(スタッフとして)は恩返しでもあるんです」
Q 実際に仕事内容はどんなものですか?
「応募にきた女の子の面接だったり、働いてからのフォローですね」
「さくらグループ 姫サプリ」の面接は、Hさんが全面的に任されているそうです。
イ「女性が面接スタッフって、はじめてデリヘルで働く女の子はきっと安心するでしょうね……!」
H「私もそう思います。女の人がいてよかったと毎回言ってもらえるんですよ」
そのほかにも、Hさんのお仕事は多岐に渡ります。
面接はもちろん、女の子たちの送迎や電話対応もしているそうですが、何よりも大切にしていることが「働く女の子のフォロー」だとHさんは話してくれました。
H「悩み事の相談とか、女同士のほうが話しやすいことってあると思うんです。もちろん何てことない世間話をすることだっていっぱいあります。ライブのチケットがとれたー! なんてことを報告してくれたりするんですけど、そういう会話ができることって大切だと思うんです」
Q 教育するうえで大切にしていることは?
「なんだろ……。教育ってわけじゃないんですけど、経験者としてできるだけアドバイスをしてあげるようにしています」
確かに経験者のアドバイスって貴重ですし、女性だからこそわかることってありますよね。
「芯のあるしっかりした方だな……」と私は感じたのですが、Hさん曰く「いえいえ本当は全然おっちょこちょいで、よく携帯を事務所に置いて帰ってしまって、忘れてるよって女の子に笑われたりするんです!」とのことでした。
これは私個人の意見なんですけど、そういう部分も話しやすさの一因ですし、それってもはやHさんの魅力ですよね?
Q 働く女の子に多い悩みは?
「細々したことも多いですよ? 生理になっちゃった時に連絡に何て書けばいいのかとか、熱が出て休むことになった時、予約してくれたお客さんに写メ日記でどう謝ればいいのかとか……」
正直なところ、この回答にはかつてないほどの「リアルさ」を感じてしまいました。
そうなんですよね……! 働いてみると、細々とした「わからないこと」ってたくさん出てくるんですよね? そういうことを気軽に聞ける存在って本当にありがたい……!
Q 具体的にどんなアドバイスをするんですか?
「これは最初に言っておかないとわからないだろうな、ということは言います。それに、お客さんが困ったことを言い出した時、どうやって断ればいいのかなんてアドバイスもします」
どんな仕事であれ、トラブルは起こりますよね。Hさんはその中で「どうやってトラブルを未然に防ぐか」「女の子が困った状況にならないか」を常に考えてくれています。
「困った時は電話してね! と毎回送り出しますし、事前の対策は入念にやります。どういう時に女の子が困るのかわかるので、たぶんこういうことが一番役にたっていると思います」
Q これから働く女の子に一言!
「迷っているなら気軽に来てほしいし、もちろん強制的に働かせることは絶対にないです。勇気がいると思うけど、私でよければ話を聞くよって言いたいです」
ここまで話を聞いていた私がしみじみと感じたのは、Hさんがお店の女の子たちを本当に大切にしていることです。「その時だけ良ければ」という無難な付き合い方ではなく、本気で女の子たちを心配して、大切にして、これから幸せになってほしいという気持ちで接していることが伝わってくるんです。これってすごいことですよね。
もしも本当にお金に困っている人がいて、その時に勇気を出して面接に行ったとして、その時にもしもHさんみたいな方が優しく相談にのってくれたら、安心して泣いちゃうんじゃないかなって感じます。
「理解されにくい仕事だけど、でもこの仕事で窮地を脱することができた人は実際たくさんいるんです。お金を借りてて返済しなきゃならない子とか、将来のために貯金したい学生さんとか……。私はその子たちが無事に稼いで目標達成するまで見守りたいんです」
本当に個人的な感想ですが、「さくらグループ 姫サプリ」にHさんが働いている限り、女の子は安心だなと感じました。勝手な意見ではありますが、これからも長く頑張ってほしいです。最近は年のせいか涙腺がゆるゆるなので、感動して泣きそうにもなってしまいました……。私はこれからもHさんを応援したいです!
いつものことではありますが、今回も良いお話が聞けて、やっぱり書きすぎました。このお仕事は本当にいろんな方がいますね。
今回も、Hさんはもちろん、いろいろと協力してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
ではまた次回!
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