入場料1620円の本屋【文喫】に行ってきた
六本木の青山ブックセンターがあった場所にできた、話題の本屋【文喫】ってご存知ですか。なんでも本屋だというのに入場料がかかるんですよ。しかも1500円(税込1620円)という、なかなか良いお値段です。めっちゃ〜気になりますよね〜!
そこで先日、ついに行ってきました文喫!
今回は本好きとして、興奮気味に文喫についてレポしておきたいと思います〜!
はい、文喫!
ひえ〜〜〜〜おしゃれすぎて〜〜〜
そもそも六本木まで往復4時間、かかる交通費が4020円です。田舎者にはキッツイ仕様になっています。もはや交通費と入場料だけで5640円ですよ。まあいいんですけど。
土曜日だったので、なんと入場制限がかかっていました。(中でお客さんがゆったり過ごせるように定員があるため、週末の午後は制限がかかることが多いようです)でも私は幸運にも「お一人様だけなら入れます」ということで、入場制限中に滑り込むことができました! すごい〜ぼっちでよかった〜!
……と、ここまでは「帰ったらここに文喫レポ書こう! いろいろ写真撮っておこう!」と思っていたんですけど、中に入ってみたらどうです。
あんまりあんまり素敵すぎて、まじでまじで何もかもどうでもよくなって、レポ? そんなもんどうでもいい! それよりも本だ! ってなってしまったんですよね。興奮しすぎて記憶がふっとんだかもしれない。おかげで撮った写真も全部おざなりです。やる気あんのか? って写真しかない。
自分で言うのも何ですが、かつてないほど写真が適当です。
まあでも一応説明しますね!
1 入るとバッチがもらえる(バッチの裏にWi-Fiパスワード有)
2 好きな席を確保する
3 邪魔な荷物はロッカー(無料)に入れる
4 本を探して好きなだけ持ってくる
5 無料のコーヒーをもらう(めっちゃおいしい本格的なやつ・ファミレスに置いてあるようなドリンクバーとは全然違うぞ)
6 好きなだけ本を読む
7 お腹が空いたらご飯を注文する
8 ご飯を食べながら好きなだけ本を読む
9 欲しい本はもちろん購入可
こんなかんじです!
わかりますか、最高じゃないですか? あのほんと最高です。最高すぎて語彙がもう。
とくに「2」の、好きな席を確保する、の部分なんですけど、席がすっごいんです。しゃれてる〜! 仕事っぽいデスクもあれば、普通のテーブル席もあるし、スツールみたいな席もたくさんあって、ソファ席とか、靴を脱いであがってゴロゴロできる場所もあるんです。ひえ〜〜〜
好きなだけ本が読めるって、それもう図書館でいいじゃん? って思うかもしれませんが、個人的に図書館とは全然違います。もちろん図書館も私は大好きなんですが、私は図書館で長時間本を読むことができないんですよね。私の他にもこういう人いると思う。なんていうか図書館は静かすぎて、落ち着くようで落ち着かないんです。勉強するのには良いんですけど。
でも文喫は良いかんじに音楽が流れてて、良いかんじにざわついてるんです。このくらいの「ざわつき」ほんとちょうどいい。全然うるさくないし、しかもみんな本に夢中なので、もうなんか、もうなんか、えーなんかもうすっげーいいじゃんー!
私は隅っこに良いソファ席があって、もう本当についてました。なにこの幸運。神に愛されているのか? 選んだ本は「日本のミイラ仏をたずねて」です。なんで……ってかんじですけど、気になるけど買わなそうって本を選んでみました。
個人的に文喫の良いと思った点をあげておきます。
□良いかんじにざわついてるので落ち着く
□コーヒーが本当においしい
□本が思ってたよりも少ないので選びやすい
これですね!
蔵書が確か3万冊って書いてあったと思うんですけど、思ってたよりも少ないなっていうのが感想です。普通の本屋に比べて少ない。でも少ないからこそ迷わずに選べるし、数は少なくってもジャンルが幅広い。どんな人でも気になる本があるはずっていう品揃えで、選書いいですね〜!
本を読んでいたらめちゃくちゃにお腹が減ってきて、結局ご飯食べました。めっっっっちゃおいしかったです。
本当に良い場所で、もっともっといたかったんですけど、田舎者で家が遠すぎるので結局20時には帰りました。もっといたかった……。しかもたくさん本を読みたかったのに、選んだ本(日本のミイラ仏をたずねて)が面白すぎて、それしか読まなかったし、最後まで読み終わらなかったし、結局家に帰って欲しくなってamazonで買ったし。もうなんなん。最高か。
もう本当に楽しくって、今年に入って一番楽しい時間を過ごしたと思うくらいすごい良い思い出しかないんですけど、褒めてばっかりじゃ胡散臭いので、文喫の本当に「ここだけは何とかして」というダメなところも書いておきますね。
個人的に文喫のダメなところ!
□いくらなんでもトイレが少ない(女性ひとつ、男女共有ひとつ)
□絶対に洗面所がびちゃびちゃになる(これどうしたらよかったの?)
いや本当に興奮気味に書きすぎて、どうやってシメたらいいのかわからない。もうこのまま終わりにしよう。とにかくとにかく楽しかったです! また行くよ!