お金に愛される人・お金に愛されない人の生活習慣

働いても働いても、お金が貯まらない……! と感じている方っていますよね。逆に、一般的な仕事をしているのに、貯金をして、定期的に旅行にも行って毎日を楽しんでいる……、という方も少なくありません。

お金が貯まる人、貯まらない人。
そこにはどんな違いがあるのでしょうか。

今回はお金に愛される人、愛されない人にはどんな違いがあるのか、お金との付き合い方や生活習慣から考えていきたいと思います。

お金持ちは、お金との付き合い方が上手だと考えられています。たとえば「1万円と1円は同じ価値を持っている」と考える方が多いと言われています。

一例ですが、たとえば100円均一のお店で安いからといってたくさん買ってしまう方にとって、1万円と100円は重みが違っていますよね。しかしお金に愛されるお金持ちにとっては1万円と100円は同じ重みを持つお金であるため、必要のないものは100円でも買いません。

□貯蓄額は年収に比例するとは限らない?
年収の多い方ほどたくさん貯金できるのかというと、実はそうとも限りません。貯蓄額は収入には比例せず、習慣の違いによって左右されると考えられています。

具体的な習慣の違いとして、4つをあげてみます。

1 ラテマネーの支出が多い
最近よく耳にするようになった「ラテマネー」とは、アメリカの資産アドバイザー、デヴィット・バック氏が定義した言葉です。

これは「毎日何気なく使ってしまう少額のお金」を意味しています。毎日のカフェラテ、ということですね。毎日コーヒーショップで400円〜のラテを買っている方は、一ヶ月に400×30で12,000円、一年で144,000円ほど「何気なく」使っているということになります。

2 先に貯金するか、後に貯金するかの違い
お金が貯まる人は、給料が入ったら「先に定額を貯金にまわす」ことが多い傾向があります。先に貯金して、残った金額で生活するということですね。

逆にお金が貯まらない人は、給料が余ったら貯金しようと考えている方が多い傾向にあります。お金があるとついつい使ってしまう方は、やはり銀行の自動積立を利用するか、貯蓄用に別の口座を用意して、あらかじめ給料から定額を移す仕組みを考えてみることが必要かもしれません。

3 お金の使い方を年単位で考える
出費は長い目で考えると良いと言われています。たとえば資格の勉強にたくさんのお金がかかったとしても、長い目でみたらそれが収入アップにつながるかもしれません。

4 自分の価値観で生活する
「人がおすすめしている」「流行りだから」「割引してあるから」に価値をおいて買い物をするのではなく、自分に必要なものを選ぶことも大切です。

全てを我慢するのではなく、自分の好きなもの、大切なもの、必要なものだけを購入すれば、満足度も高く、節約のストレスが溜まることもありません。



お金が貯まらないと思う方は、このような形で「自分の収入・支出」を改めて思い返してみると良いかもしれませんね。その他にも、「○年で500万貯める」など明確な数字として目標を出してみるのも良いかもしれません。

どちらにしても、お金は人が運んでくるものです。お金に愛される人は、人にも愛される人とも言えるので、まわりの人を大切にしている人にお金は回ってくるのかもしれません。

もしも「今の仕事ではお金は貯められない」と考えているのでしたら、スキルアップのために資格の勉強をしたり、何か好きな形での副業を考えてみるのも良いかもしれません。無理をせず、毎日を楽しく、そのうえでお金に愛される人になれると良いですね。