暑中見舞いを書いてみよう
(出典/flickr)
日本の風習の中で「面倒」と思われている第三位が「暑中見舞い」だということは知っていますか? 最近では暑中見舞いを出している人は、20%にも満たないそうです。
面倒だと思われている理由として、「そもそも書くのが面倒」「あんまりやっている人がいないから」「いつ出していいかわからない」などが上げられるようです。確かに、夏の暑い時期にわざわざハガキを書くのも大変ですよね。
そもそも暑中見舞いというものは、一番暑い時期に「無事でいるか」という安否確認から始まった風習だったそうです。エアコンが無かった時代、遠くに住む家族や友人に、健康であってほしいと願いを込めて出していたお手紙です。そういう手紙なので、貰うのはやっぱり嬉しいですよね。
最近では、暑中見舞いをあえて出している、という人も増えてきたと言われています。特にビジネスチャンスをつかみたい若者に多いのだとか。
確かに年賀状と違って、出している人が少ないため「記憶に残してもらえる」というメリットがありますし、何十枚と届く年賀状の中の一枚よりも、真夏に届くたった一枚のハガキのほうが記憶に残りますよね。
(写真/flickr)
お? この女性は、どうも一味違うな?
なんて思ってもらいたい上司や、恩師、ビジネスパートナーなどに送ってみると、デキる女として記憶に残してもらえるかもしれません。
■暑中見舞い 梅雨明け~8月7日(立秋頃)
■残暑見舞い 8月8日(立秋)~8月末まで
目安として、出す時期はだいたい上記の通り。
ハガキや手紙ではハードルが高いと思った人は、暑中見舞いと題したメールでも良いようです。毎日会社で顔を合わせている同僚でも、疎遠になってしまった友人でも、なかなか会いに帰れない家族でも、嫌がられることはありませんので、今年こそは暑中見舞いを出してみるのはどうでしょうか?