タバコの臭い対策・一番良いのはどれ?
(出典/flickr)
先月末、国立がん研究センターは 「受動喫煙のある人は、ない人に比べて肺がんになるリスクが1.3倍になる」 と発表しました。これまでの受動喫煙の肺がんリスクが 「ほぼ確実」 から 「確実」 に上がったことは大きくニュースで取り上げられたため、皆さんご存知のことと思います。この結果に伴って 「日本人のためのがん予防法」 では、他人の煙を 「できるだけ避ける」 から 「避ける」 と言葉が修正されました。
さて、このような話題を連日ニュースで見かけるようになったこともあり、最近デリヘルへ通うお客さんの中にも、ある要望を出す方が増えてきました。それが 「タバコを吸っていない女の子」 の指名です。お客さんも禁煙者が増え、それに伴って同じように女性にも禁煙を望むようになってきたというわけです。
自分がタバコを吸っている時は気がつかなったけれど、止めてみてはじめてタバコの臭いが嫌いになったという方も大勢います。とはいえタバコをやめることは簡単なことでもありませんし、止めることを強制しているわけでもありません。せめてお客さんに会う時だけでも、タバコの匂いを消しておくことはマナーのひとつとしてカウントされる時代になったのでしょう。
今回は、禁煙を望む場合だけではなく、タバコの匂いをつけないための対策を合わせて考えていきたいと思います。
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①禁煙外来
そもそもタバコをやめたい人は、まず禁煙外来を選択することも良いと思います。これは健康保険を使った禁煙治療です。12週間で5回の診察を受け、禁煙補助薬の処方を受けます。これによって苦しい思いをせず、禁煙できると言われています。費用は13,000~20,000円ほどになり、これは1日1箱タバコを吸う金額よりも安い計算になりますね。ただし、1年以内に禁煙に失敗に再び禁煙外来を訪ねる場合、もう保険は効かないので注意しましょう。
②禁煙補助薬「ニコパッチ」
禁煙によってニコチンが絶たれることで、イライラしたり気分が悪くなってしまうことが原因で禁煙はなかなか上手くいきません。こちらはシールのようなものを肌に直接貼り付けることでニコチンを摂取し、タバコを吸っていない状態のイライラを防ぐというもの。こちらのニコパッチも保険が適用される禁煙補助薬です。
③加熱式タバコ(プルームテック・アイコス)
そもそも禁煙まではしなくてもいい、でもタバコの臭いが体についてしまうのは嫌だ。そんな場合は電子タバコに乗り換えるという選択も良いでしょう。フィリップモリスのアイコスに続き、JTから発売されたプルームテックにもかなり話題が集まっています。アイコスが箱のような形をしているのに対して、スティック状のプルームテックということで、どちらを選ぶかという議論もされているようです。どちらもほとんど煙も出ず、臭いもしません。愛煙家には良いかもしれませんね。
④臭い対策
タバコが好きで止めるつもりはない、という選択も悪いことではありません。しかし仕事に限ってしまうと、確かに嫌がられることも増えました。このサイトで紹介しているものは全て、お客さんを喜ばせるための仕事です。ですので、やはり臭いには気をつけたいですよね。
1 喫煙した後には歯磨きをする
2 洋服には携帯用のファブリーズをする
3 髪についた臭いはブラッシングすることでかなり落ちます(余裕があればドライヤーの温風をあてましょう。こうすることによって髪についた臭いはほぼ落ちます)
4 こまめな水分補給を心がける
5 ガムを噛む
このように、自分なりにタバコの臭いには気をつけて生活をしましょう。
これからはもっと 「タバコを吸っていない子」 で指名されることも多くなると思います。もしもタバコを吸い続けるのならお店のスタッフに相談してみるのも良いと思います。禁煙するのも、喫煙し続けることも自分次第です。働きやすい環境作りや、お客さんにどうしたら喜んでもらえるかを考えてみるのも良いかもしれませんね。