風俗嬢に聞いてみた!ビンビンBINGO(オナクラ店)ゆりちゃんの場合

今回は、実際に業界で働く女の子に取材させてもらうことができました! 今まで何度か取材したいと頼んだことはあったんですが、なかなか通らなかったので、ついに! という気持ちです。

 

風俗業界は偏見が多いところです。
働いている女の子は普通の子ばかりだし、職業自体はなくてはならないものだと私は思っています。けれどなかなか人に言えないことばかりで、影に隠れてばかりなんですよね。もちろんおおっぴらに口にすることではありませんが、卑屈になったりする必要はどこにもないはず。ある意味ではサービス業の最高峰にあるわけなので、もっと胸を張ってもいいのでは? とも考えています。

 

というわけで、そんな場所で頑張っている女の子のリアルな声を、少しでも届けられたらいいなと思っています。今回はその第一弾。実際に働いている人はどんなことを考えているのか。シリーズ化できたらと思っているので、ぜひよろしくお願いしますとアピールしつつ、さっそく本題に入りたいと思います。

 

今回取材OKをくれたのは、ビンビンBINGO(オナクラ店)のゆりちゃんです!

 

現れたのは、なんと新卒18歳の女の子で、驚くほどの美少女です。話には聞いていたんですが、さすがビンビンBINGOさんはレベルが高い! この日はお店の宣材写真を撮る目的もあったため、カメラマン(女性)と私のふたりで待っていたのですが、ゆりちゃんは緊張している素振りも見せず、物怖じもせず、明るい声で挨拶をしてやってきました。やはり10代は違いますね。眩しいです。

 

 

Q なぜこの仕事をはじめようと思ったのか
「学費を貯めるため。貯めたお金で看護学校に入って看護師になるためです。もともと気になってはいたけど、いろいろあって1回は諦めた。でも小学校からの友達で、一番の親友のはくちゃんが実は働いているんだって打ち明けてくれて、それで私もやってみようという気になりました」

 

インタビュアー(以下イ)「はくちゃんもよく打ち明けてくれたね」
ゆりちゃん(以下ゆ)「隠しているのが嫌になったみたい。はじめて聞いた時は泣いちゃった」

 

話題に出てくる「はくちゃん」は、ゆりちゃんの友人で、現在はビンビンBINGOの看板娘として働いている女の子のこと。ふたりは小学校からの友人で、一緒に看護学校に入って看護師になるという同じ夢を追いかけている真っ最中です。

 

 

Q 業界で働く前と今ではイメージは変わったか
「働く前も今も、偏見はちょっとある。他の仕事だってできるのに、たいした理由もなくこういう仕事をするのはどうなんだろう? って罪悪感を感じることもあるし、家族が知ったら悲しむかもって思うこともある。でも今はふっきれた感じがあるかな」

 

イ「じゃあ、これからイメージは変わっていくと思う?」
ゆ「今のこういう価値観を変えたくないっていうか。変わるのがこわいっていうか。流されないように自分をしっかり持っていたいです」

 

 

Q 実際に働いてみて、どんなことが大変?
「大変だなと思うことは今のところないけど、どうやったら指名してもらえるのかな? ってことは考えてる」

 

実はゆりちゃん、この時はまだお店に入って2週間とちょっと。業界で働くのは当然はじめてなので、何もかも手探りの状態。まだ入ったばかりだからわからないのは当たり前なのだけれど、「今ははくちゃんが看板娘だし、私も頑張らなくっちゃって思ってます!」と笑顔をみせてくれました。

 

 

Q 不安に思っていることはある?
「将来結婚したいと思った人に、こういう仕事してたってバレないかなってこと。あ、でもやっぱり今は、受験に受かるかなってことのが不安かも!」

 

 

Q お客さんはどんな方が多い?
「優しい人が多いです。実はもっと乱雑に扱われるのかなって思ってたんだけど、すごく優しい人が多くて、みんなすごく気を使ってくれる」

 

 

Q どのくらい続けたい?
「目標金額は300万貯まるまで! それが貯まったら学校に行くつもりです。受験はこれからなんですけど……。まずは受験に受からなくちゃいけないな」

 

質問に対して少しも悩まず答えてくれたのは、明確な金額目標があるから。ここまではっきり区切りを決めている女の子は珍しいかもしれず、聡明さを感じてしまいました。

 

イ「じゃあ今は勉強を頑張ってるの?」
ゆ「そうです。はくちゃんに勉強を教わったりもしてます!」
イ「じゃあお金をためて、学校に入れたら仕事も辞めちゃう?」
ゆ「学校に入れても学費のこともあるし、しばらくは続けるかも。今しかできないって思っているんで、今だけって思って稼いでおきたい」

 

 

Q 将来の夢は?
「看護師になること!」

 

そう言った後に少し考えて、「いや違う、やっぱり美魔女!」と笑って訂正。16歳から美魔女になりたいと考えているそうで、今も肌には一番お金をかけているんだそう。見た目は少しエキゾチックなところがあって、大人っぽく、ハーフかな?とも感じてしまう顔立ちですが、笑うと本当に10代らしいかわいらしさが全面に出てくるところがギャップ萌えというやつです。繰り返しますが、かわいいんです。

 

 

Q 彼氏はいる?
「今はいない。受験が終わるまで恋愛はしないって決めてる」

 

イ「そうなんだ。しっかりしてる!」
ゆ「……実はこの間まで婚約者がいて、それが破棄になったんですよね。前から看護師になりたいって夢はあったけど、結婚することになったから何か別の資格を取ろうと考えてた。でも結局別れてしまったので、やっぱり看護師になりたいって思ったんです。だから今があるんですけど」

 

 

Q 最後に、はじめて業界で仕事をする方に一言!
「たいした理由もなしに働くのはやめたほうがいいよ! もったいない! 自分も正直良くないって思ってるけど、最終手段ってかんじはある」

 

イ「……この記事、働きたい子のための記事だからそのコメントはどうだろう?」
ゆ「あー! じゃあカットされちゃう!笑」

 

 

こんなふうに何でも話してくれたゆりちゃんは、終始笑顔で質問に答えてくれました。

 

最後のコメントは、この場所にこんなコメントを載せてしまうのはどうかな? とも思ったんですが、リアルな声をそのまま載せたほうが良いと思ったので、このまま掲載させていただきますね。

 

きれいごとだけじゃないリアルな声から、女の子たちの逞しさを感じてしまう取材になりました。そして逞しい女の子はかっこいいし、やっぱりきれいですよね。

 

ゆりちゃんの働いているのはオナクラ店で、オナクラ店の良いところは風俗業界未経験の子でも、自分の出来る範囲のソフトサービスでしっかり稼げるところらしいです。自分で「ここまで」と線引きをして働くことができるので、確かに未経験の子には良いかもしれませんね。ゆりちゃんには、これからも頑張ってほしいと本当に感じました。

 

今回、ゆりちゃんはもちろん協力してくれた方々も、本当にありがとうございました。

 

さて、余談ではありますが、現場にゆりちゃんを迎えに来たのはお店の店長さんでした。この店長さん、ものすごく好青年といった雰囲気で、何というかフジロックにいそうというか? 女の子に慕われていると聞いていたんですが、なるほどなぁと納得までしてしまいました。

 

ではまた次回! ……が、あるといいですね。

 

 

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