冬のイルミネーションあれこれ
12月に入って、すっかり街はクリスマスムード一色ですね!
各地のイルミネーション点灯式もだいたい終わって、今は街中で綺麗にライトアップされた木々が見られるようになりました。
ロマンチックなイルミネーションは、クリスマスにデートで訪れたいベスト3に常にランクインしていて、ディズニーランドと並ぶほどデートスポットとしては人気の場所です。
さて、そんな風に人気のイルミネーションですが、何故冬の間、それもクリスマス前後しかやらないんだろうと不思議に思ったことはないですか?
ロマンチックだから、なんていう回答では私は満足しませんよ。
調べてみると、クリスマス前後に光の飾りをつける起源はなんと500年前まで遡ります。
最初の人はなんとあの有名な「宗教革命」のマルティン・ルター。
(※ルターの写真はいらないだろうなって思いましたが、おもしろいので載せてみました!)
ルターは冬の夜空を見上げながら、あの星を地上にも飾れないだろうかと考え、木の枝にたくさんのロウソクを飾ったのがそもそもの始まりだったと言われています。
でも、デート中にクリスマスツリーを見上げながら「ねえ知ってる?このイルミネーションの起源はね……」とルターの話でもしようものなら、どんなに優しい彼でも答えに窮してしまうと思いますので、気をつけてくださいね。
まあそんな話はさておき、冬は空気が乾燥しているため、空気中にチリが少なく光が遠くまで届きます。冬の夜空のほうが、夏よりもよく見えるのはそのため。
というわけで、やっぱりイルミネーションを見るのは冬が最適の季節だったというわけです。
人気のイルミネーションのトップ3をLEDの数で見てみると、常に人気のナンバー1を誇っている丸の内イルミネーションは106万個。
東京ミッドタウンの「ミッドタウン・クリスマス」が18万個。
帝国ホテル東京の「インペリアルクリスマス・イルミネーション」が4万4600個。
どれもこれもすごい数のLEDを使っています。
ただ、この栃木にある足利フラワーパーク。
イルミネーションではかなり有名ですが、足利だし、たいしたことないよね?と思っているあなた。
驚くなかれ。実はここ、使っているLEDが250万個なんです!東京とは桁が違う……!
(足利フラワーパーク)
いったい何をそれほどライトアップしているのかと不思議に思いますが、2014年は関東三大イルミネーションに選ばれた一大スポット。
栃木人なら一度は訪れておきたいですよね!