葛生は石灰工場+廃線でノスタルジックな町です
突然ですが、私は栃木県の葛生町が凄く好きです。
はじめて足を運んだ時は興奮しすぎて、わあわあ大騒ぎしてしまいました。
はい、そんな栃木県の葛生町って、どんな町かご存知ですか? 観光地ではないし、山奥のほうにある田舎町なので、栃木県民であっても知らない方もいるのでは……? と思います。
葛生といえば化石で有名で、昔は葛生原人なんてもので全国的に有名になったこともあるんですよね。化石などが展示されている葛生伝承館というのがあるんですが、申し訳ないと思いつつ、繁盛しているのは見たことがありません。たぶんマイナーなのかな? まあでも、今回のお話は、化石とは全く関係のないノスタルジックな話です!
なんといっても葛生は石灰の町です!
石灰の町ということは、当たり前ですが石灰工場があるんです。そして石灰工場ってすっごいんですよね。知ってます? 石灰工場ってすっごいんですよ!(凄く大事なのことなので2回言いました)
石灰工場といったらもう、めちゃくちゃにデカく、ロマンがあって、そこはかとなくノスタルジックであって、どこもかしこも白っぽく、なんていうかディストピア感もある。それが石灰工場ですよ。
車を走らせていると、突然目の前に現れる巨大な工場……! 私はすっごくすっごく興奮するんですが、どうです? めっちゃ興奮しません? いや写真じゃわからないですよね……。これは実際に見てもらわなきゃわからないかもしれない……
でも石灰工場って一部のマニアックな方にはとても人気で、石灰工場を巡るツアーとかもあるんですよ。有名な石灰工場は奥多摩にあるんですが、ここは「工場萌えの聖地」とまで言われているので、石灰工場に興奮する人種は私だけではありません。
そのほかにも私が葛生をおすすめするのは、廃線もあること……!
線路が残っている場所もあるらしいですが、ほとんどが今は線路自体はなく、上の架線しかありません。この廃線も一部の方もはとても人気で、わざわざ遠方からやってくる方が多いそうです。
なんていうか、このノスタルジック感がたまりませんよね。廃墟好きな方にも絶対におすすめしたいところ。
5月になったらGWがあると思いますが、どこに行っても混んでるじゃないですか? なんならもう葛生に行ったらどうです? って私は本気で思っています。廃墟好きにも、工場好きにも、巨大なもの好きにも、ノスタルジック好きにも対応できる葛生は、意外や意外、マニアにはたまらない町なのでした。