秋の夜長に|大人のためのおすすめ最新図鑑

最近の図鑑って本当にいろいろなものがあるのはご存知ですか?
図鑑は、好奇心旺盛な小学生が眺めて楽しむものではありません。今や、大人が楽しむために購入するもの!

これからは読書の秋と言われる季節がやってくるわけなので、せっかくなので今回は図鑑特集ということで。

図鑑の中でも、大人が読んでも楽しめるおすすめの図鑑を、いくつか紹介したいと思います。

■おじさん図鑑

いったい何故これを図鑑にしようと思ったのか謎ですが、あるあるすぎて読んでいてめちゃくちゃに面白い図鑑!愛すべき日本のおじさんを、愛溢れる目線で描かれていて、全てのおじさんへ届いてほしい!
読んでいるうちに、おじさんって世界一かわいい生き物なのでは?という幻想に取り憑かれること間違いなしですよ。

■くらべる図鑑

言わずと知れた図鑑界に革命を起こした「比べるシリーズ」の第1作。
あまりの面白さに子供だけじゃなく、大人がはまって、増版が繰り返された脅威の図鑑です。
とにかく生き物を25mプールで泳がせたら誰が早いか、エアーズロックが東京のど真ん中にあったらどんなかんじか、などなど、「比べる」ことによって新しい世界が見えます。

■信じられない現実の大図鑑

上記にある「比べるシリーズ」と似ていますが、こちらはもっと大人向け。たとえば世界中の水を一箇所に集めたらどのくらいの大きさになる?や、木星の中に地球を詰め込んでみたら何個分になる?(答えは1320個)などの、「想像」の問題を大真面目に答えてくれます。

かなり面白い図鑑なのですが、実はこちら1000円以下で購入できるめちゃくちゃ安い図鑑でもあります。そういうところもおすすめのひとつ!

■奇界遺産

クレイジージャーニーで有名になった佐藤健寿さんの出した図鑑。よくぞこんなものを出版してOKだったな……というオカルトと脅威と芸術が入り混じったまさに奇界と表現するしかない世界の図鑑です。

ちょっとお高いですが、その価値は十分にありますし、これぞ大人のための図鑑でしょう。小さな子供にはまだちょっと見せなくないですね……。

■なんかへんな生きもの

最近こういう「生き物」シリーズ増えてきましたよね。残念な生き物や、泣ける生き物、絶滅した生き物などなど……。でも全てのさきがけが、ぬまがさワタリさんの「なんかへんな生きもの」!

最初はツイッターで少しずつ活動していたのが、本になりました。私のようにツイッターの時からファンだったものには本になったことがたまらなく嬉しいわけです。とにかく生き物に対する愛がひしひしと感じられますし、読んでいて面白いし、そうだったんだ!という驚きがすごい。

子供と一緒に楽しめる一冊ですが、とりあえず先に大人に読んでほしいですね。


というわけで今回は、秋の夜長に楽しみたい大人のための図鑑を紹介してみました。まだまだ紹介したいものはたくさんあるので、また次回に。

やっぱり秋って良いですよね。最近は夏が終わったら途端に冬が来てしまうくらい季節の境目が曖昧になってきましたが、とにかくこの涼しい時期を楽しみましょう。