風俗嬢のセカンドキャリア/どうすれば面接に受かる?
「風俗業界を辞めて、福利厚生が整っている昼の会社に転職したい」
こんなふうに考えている人もいるでしょう。
しかし履歴書を書く時、風俗のことはなかなか正直には書けませんよね。
風俗だけを長くやってきた場合、履歴書に空白期間が入ってしまいます。あまり空白があると、合格するのは少し難しいですよね。
そこで今回は、現在風俗業で働いている方がセカンドキャリアを考えた時、どのように履歴書に書くか、面接ではどのように説明するか考えてみたいと思います。
1 結婚している方は「主婦」と答えられる
まず、結婚をしている方であれば「主婦をしていた」と面接で説明すれば大丈夫です。なかには「親の介護でやむなく働けず、家のことをやっていた」と説明する方もいるようです。
しかし「主婦」とだけ説明すると、自分のスキルを売り込むことができません。何かしらのスキルを身につけておくことで、有利に話を進めることができるでしょう。
2 派遣会社に登録して、「いつか」に備える
その他の若い方には、派遣会社に登録をして、風俗の他に副業として働いてみることをおすすめしています。週に1回でも良いので、派遣で何かしらのアルバイトをしていれば履歴書にその業種を書くことができます。
今すぐに転職したい方は、すぐに登録してアルバイトをしながら履歴書の空白期間を埋め、その合間に転職活動をしましょう。
3 経験を活かしスタッフとして働くのも
風俗店では、働く女の子たちをキャストと呼びます。最近風俗店では、キャストのサポートや相談役として女性社員が働いているお店が増えています。女性社員の多くが元キャストということで、自分たちの経験を活かして女の子たちをサポートしているそうです。
風俗嬢は辞めたいけど、これといってやりたい仕事はない、と考えている方はこういった道も考えてみるのも良いかもしれませんね。
3 給料の落差に風俗業を抜けられない人も…
注意してほしいのが、風俗業で毎月たくさんの給料をもらっていた方は、OL等の昼職に転職することで給料がガクッと下がることがほとんどです。
そのため、それが嫌でずるずると風俗で働き続けてしまう方が少なくありません。長く続けるのが悪いことではありませんが、もし後ろめたい気持ちがあるのなら、辞める時は辞めると決意を固めておきましょう。
4 風俗業は通過点、セカンドキャリアのための準備を
誰もが様々な事情で風俗で働いているのだと思いますが、あくまで風俗は通過点です。働いている間もそれを忘れないようにしましょう。幸い風俗業は「待機」という待ち時間が発生する仕事です。
その時間を資格の勉強など、スキルアップに使うことは十分可能なことです。もし現状に満足をしていないなら、思い切って資格取得を目指してみると良いかもしれませんね。履歴書に資格を書くことができたら、かなりの強みになると思いますよ。
風俗業に従事することは決して悪いことではないですよね。立派なサービス業なので、恥じることはないと思います! しかしそれを公にするのは勇気が入りますし、結果的に心ない言葉で傷つけられてしまうこともあるかもしれません。
今は良いかもしれませんが、誰にも言えない仕事をしていると、心が滅入ってしまう時がいつかやってくるかもしれません。
「いつか」を考えて、できるだけ早めに準備をしておくことが、未来の自分のためになるかもしれませんよね。