新生活のストレス・正しい解消方法は?
4月も中旬を過ぎ、すっかり桜も散ってしまいましたね。皆さんお花見はしましたか?私は残念ながらお花見前に、すっかり桜が散ってしまい悔しい思いをしました。でも「桜が散る」ということを平安時代では「神さまの種まき」と呼んで、みんなそれを楽しみに待っていたと言われています。桜が見事に散れば散るほど、その年は豊穣になると言われていたそうですよ。
さてさて、そんな平安時代のことよりも現実のほうが今は遥かに大事。4月中旬といえば多くの新入社員にとっては新生活がスタートして、慣れない環境に慌ただしい毎日を過ごしている時期ですよね。髪をすっかり黒くして、慣れないスーツに慣れないバック。聞き慣れない言葉の飛び交う職場で、上司の言葉をひたすらメモする。大変だとは思いますが、たとえ新入社員でなくても、新人教育で仕事が倍に増えるので、大変なのは何も新人だけではないのです!
4月中旬から5月中旬までは、そういった新生活に適応しようとする疲れと、冬にたまった疲れが一気に出てくる季節。5月病と言われるのもこれ。知らない間にたまっていくストレスは、意識的に発散していかないと駄目。しかし、だからといってストレスの発散方法なんてよく分からないですよね?ストレスがたまっている状態も、解消されている状態も、その違いが明確に分かるようなら誰も苦労はしません!
しかしストレス解消方法にも、人によって合う合わないという問題があるようです。
自分にあったストレス解消方法を選ばなければ、余計にストレスがたまる。そういった研究結果も出ていることから、ストレス解消方法まで気を使わないといけない。現代社会というのは本当に大変ですね……。
■休息型
リラックスを主とする方法。眠ったり、ゆっくりとお風呂に入ったり。ヨガをしたり、音楽を聞いたりというものがこれ。
■運動型
体を動かして軽く汗をかく方法。スポーツをしてもいいし、散歩なども効果的。
■親交型
友人と飲みに行ったり電話をしたりと、愚痴を聞いてもらうことによって気分をすっきりさせる方法。
■娯楽型
おいしいものをお腹いっぱい食べる。ゲームをする。買い物をする。とにかく楽しいことを思いっきり楽しむ方法。
■創作型
料理をつくったり、絵を描いたりと、黙々と何かを無心で作り出す方法。ガーデニングなどもこれ。
■転換型
旅行に行ったり、部屋の模様変えをしたりと、無理矢理でも違う環境を作り出してみる方法。高い買い物をしてみるというもの、これに当てはまるみたいですよ。
上記が代表されるストレス解消方法6タイプですが、自分の性格を鑑みれば、どれが当てはまるか何となく分かりますよね?私は休息型でやっぱり本を読むことが一番の解消方法なんですが、皆さんはどれに当てはまりそうですか?どうやら自分を知るというのも、ひとつのストレス解消法になりそうですね。