日傘にサングラス・UVカットの寿命にご注意

エム日焼け01

 

「そろそろ日射しが強くなってきたし、おととし買った日傘を出そう!」

そう思って棚から出してきた日傘。それ、UV効果の寿命はまだありますか?

 

■UV対策グッズにも寿命がある!

 

実は通常のUVカット製品には2種類あるってご存知ですか?それが「UVカット加工製品」と「UVカット素材製品」と呼ばれるもの。「UVカット素材製品」というものは壊れたり破れたりはしない限り、紫外線を防ぐ効果が持続すると言われています。しかし「UVカット加工製品」と呼ばれるものには、実は寿命があるんです……。ちなみに多くのUV対策グッズはこちら。大抵の場合、チープなものは全てこちらと心得るべき…!

 

<日焼け止め>

未開封で3年。開封済みなら1年以内に使いきるのがベスト。去年の夏に使った日焼け止めがまだ残っているから、もったいないと言って使い続けるのは基本的にNG。もしかするとUVカット効果はもうすでに切れているかもしれません……。

 

<サングラス>

日常の傷による塗装の剥がれにより、だいたい2年程度と考えるべき。ケースに入れていない方や、ポケットにそのまま入れて持ち運びをしている方は特に注意が必要。扱い方で使用可能期限に差が出てきます。

 

サングラスで気をつけたいのは、UVカットが剥がれていることに気がつかず、色の濃いサングラスを使い続けること。色の濃さで誤摩化され気がつきにくいですが、瞳孔が開いて、かえって多くの紫外線を目の中に入れてしまっているかもしれません。雑貨屋で簡単に購入できるチープなタイプは、ワンシーズンだけの使用と心得るべき。

 

パウダートリア02質問

 

<日傘>

強い日差しにさらされた日傘は、生地が痛み紫外線カット効果もどんどん低下していきます。これも寿命は3年程度。色落ち・色焼けしている日傘はUVカット効果が下がっていると思いましょう。何年前に買ったのか覚えていないようなものは、思い切って処分して新しいものを買ってしまってもいいのでは?

その際、外側はUVカット加工のものを。内側は黒や色の濃いものを選ぶのがポイント。ポイント、と言いましたが、大抵の場合こういう日傘はお値段もそこそこします。車の移動が多い方はチープなタイプで良いかもしれませんが、街歩きが多い方はちょっと奮発して良いものを使うのがオススメです。

 

<UVカットの洋服>

UVカット効果のカーディガンやパーカーもよく販売されていますよね? こちらは洗濯することによって当然効果は落ちていきます。扱い方によって、ワンシーズン持たない場合もあるのだとか……。UVカットパーカーを着ているから、腕の日焼けは大丈夫!なんて安心するのは良くありません。

 

今現在、真夏と同程度の紫外線は降り注いでいます。そのため、絶対に焼けたくない!という方は、自分が身につけているものがどの程度のUVカット効果があるのか、ちゃんと見直してみること。日傘をさしているのに、日焼けをしてしまった。そんなことにならないように、気をつけましょうね!