腸内環境を整えて肌美人に
(出典/フリッカー)
「体の中からキレイになる」なんて、よく聞くフレーズですが、それって実際にどういうことだと思いますか?
最近話題になっている「腸活」という言葉。どうも「体の中からキレイになる」というのはイコールで「腸をキレイにする」ということに繋がるらしいんです。
確かに肌のキレイな人・透明感のある人には、便秘悩んでいるイメージってありませんよね? これって、上手にデトックスが出来ているということ。反対に、肌がくすんだり荒れている人は、上手にデトックスが出来ていない証拠。やっぱりキレイの鍵は腸内環境にあるみたいです!
■整った腸内環境とは?
腸内にはだいたい100種類以上の細菌が住んでいます。これを大きくわけると、善玉菌、悪玉菌に分けられます。ざっくりですが、キレイのために役立つのが善玉菌で、不調や病気の原因になるのが悪玉菌。名前の通りなので覚えやすいですよね?
さてこの腸内環境ですが、自分の意思次第で善玉菌でいっぱいにすることも出来ますし、反対に悪玉菌を増やすことだって出来てしまうんです。
(1)便秘症である
(2)肌が荒れている
(3)疲れやすい
(4)甘いものが好き
(5)お酒をよく飲む
(6)肉が好きで魚をあまり食べない
(7)おなら、便がくさい
(8)ストレスを感じている
(9)睡眠不足で不規則な生活をしている
(10)運動不足だ
上記の10個のチェックのうち、半分以上もあてはまるようでしたら、あなたの腸は悪玉菌でいっぱいかも?
(出典/フリッカー)
■善玉菌を増やすの3つのこと
(1)意識して乳酸菌を含む食材をとる
まず腸内環境を整えるのに一番手っ取り早く、すぐに実践できるものが、乳酸菌を摂取するということ。乳酸菌といえばヨーグルトですが、納豆や味噌、醤油、塩こうじなど、毎日の食卓に欠かせないものに多く含まれています。
(2)生活習慣を見直す
毎日ヨーグルトを食べていても便秘になる人はいる。これは生活習慣の問題です。運動不足であったり、睡眠不足が募ると、腸は正常に動きません。とくに睡眠不足と便秘は直結して考えるべき。ストレスを溜め込まないことも大切な要因のひとつ。
(3)高たんぱく・高脂肪のものはなるべく避ける
高たんぱくの食事、たとえば肉を中心の食生活は日本人の腸には向いていません。肉食ばかりではなく、野菜や魚、豆類を意識して摂取することで、腸内環境はだいぶ改善されると言われています。
腸内環境を整えることはそれほど難しいことではありません。たぶん、1キロ痩せるより、目尻のシワをとることよりも簡単なこと。毎日意識して、体の中からキレイになってみましょう!