日光東照宮を何倍も楽しむ秘密

栃木県日光市といえば、とにもかくにも日光東照宮ですよね。世界遺産にも登録され、最近は本当に海外からの観光客が増えて、「あれここ日本?」というくらいグローバルな空気を出している場所、それが日光です。

日光の見どころを挙げるとキリがないのですが、一番有名どころはやっぱり東照宮ですよね。東を照らす神様がいる場所です。東照宮にはかなり秘密が多いのですが、意外と地元民でも知らないことが多いものもあります。

そこで今回は、地元民でも知らない【東照宮を何倍も楽しむ秘密】をまとめてみました!

【東照宮を何倍も楽しむ秘密】
1. 高さはスカイツリーと同じ
2. 東照宮は皇居を向いている

3. 魔除けの逆柱とは?

東照宮と言ったら、「眠り猫」「見ざる聞かざる言わざる」「陽明門」あたりが有名だと思うのですが、そのへんはどのガイドブックにも書かれているのでそちらを参考にしてみてくださいね! というわけで、私が好きな3本立てでいきたいと思います!

1 高さはスカイツリーと同じ
東京スカイツリーの高さは634m。対する東照宮は、標高約630mの場所にあります。つまりスカイツリーと東照宮はほぼ同じ高さにあるというわけです。ということは、スカイツリーはもはや東照宮と同じ、つまり、栃木にいながらスカイツリーに行ったも同然ということだ……!


2 東照宮は皇居を向いている
東照宮は「東を照らす神様」を祀っています。徳川家康公ですね。なぜ「東を照らす神様」と呼ばれているのかと言うと、まずこの場所は日本屈指のパワースポットであるからです。

強力と伝えられている龍穴があり、その土地に風水や陰陽道を駆使して、より運気を引き寄せる造りがされています。その集まった「力」をどうするのかと言うと、なんと東京に送る仕組みになっているんです〜〜! その証拠に、幾つかある鳥居をまっすぐに結んだ先には皇居があります。そういったことまで考えて造られたのだと思うと凄くないですか? 燃えますよね……!


3 魔除けの逆柱とは?
東照宮には有名な「陽明門」があり、豪華絢爛な門なので「日が沈むまで見てても飽きない!」という意味で、日暮門とも呼ばれています。 という感じで凄い門なのですが、ここは「永遠に完成しない」門でもあります。

陽明門は12本の白い柱で支えられているのですが、どの柱にも渦巻きのような文様が彫られています。この12本の柱の中に1本だけ、文様が逆になっている柱があります。これを「魔除けの逆柱」と呼びます。「完璧なものは、その瞬間から崩壊が始まる」と言い伝えられているため、逆さである限り、この門はまだ完成してない、だからずっとこのまま保たれる、という願いが込められているのです。


と、こんなかんじの3本立てです。いや〜〜(私だけが)楽しいですね〜〜! 東照宮のお隣にある二荒山神社も、そういった意味では面白い逸話だらけなので、次回は二荒山について書きたいと思います。ではまた!