ペットと防災・猫と避難のために必要なもの

先日大きな台風がきましたね。
栃木県にもかなりの被害があり、被災した方も多いと思います。
私の友人は避難所に避難したのですが、避難所にも水がきて、車が水に浸かってしまったそうです。

ニュースでも流れましたが、「猫がいたので避難できなかった」という中学1年生の男の子の発言がかなり話題になりましたよね。確かに、ペットを置いて避難…できない……。

そこで今回よくよく考えさせられた防災について、自分のためにまとめます!題して、ベットと防災です! 猫と避難する時に必要なものです!


1 近隣の避難所は、ペット同行・同伴で避難できるか確認

まずはここ。
避難所でペット同伴で避難できるかどうかは、絶対に確認しておかなければいけません。

しかも「同行避難」か「同伴避難」かは、地域によって異なるようです。
一緒に避難しても良いけれど、ペットはペット用のお部屋にケージを起き、人間は別の場所にいないといけない場合が「同行避難」。
ケージの中に入れておけば、自分のスペースにペットを置いておけるのが「同伴避難」です。

この違いはかなり大きいので、まずはここを事前に確認しておきましょう。


2 避難所に連れていく方法を考える

栃木県なら、避難する時に車で移動すると考えていますが、たとえば水が来ている、地震で道がガタガタで車が通れないなどもありえます。万が一の時は歩いて避難しなきゃいけません。その場合、自分の荷物と猫の荷物と、猫、というかなり大量のものを持ち歩かなければいけません。

そのためキャリーケースは頑丈なものを用意しておくこと。私の猫は6キロあるので、動物病院に行く時はいつもキャリーが壊れそうでハラハラしているのですが、そんなこと心配する前に頑丈なもの買っておけや!と今回のことで自分に活を入れたところです。

とにかく万が一の時は歩きで行かなきゃということです。家族で住んでいたとしても、被災した時に家族全員が揃っているとは限りません。自分一人で何とかしなければいけない時が来るかもしれない、ということだけは覚えておいて損はありませんよ。


3 避難所に持っていきたいもの

■だいたい3日分のご飯とお水
本当は5日分くらいがあると安心らしいのですが、必要最低限ということを考えて3日らしいです。いつものご飯も大切ですが、環境が変わったストレスでご飯を食べなくなることを考えると、嗜好性の高いウェットフードタイプのパウチなんかを用意しておくと良いかもしれません。

その他、人間が飲む水もない状態なので、猫のための水も持っていかないといけません。猫用のお水は500mlのペットボトルを最低でも1本用意しておきましょう。

■ご飯用の器

■トイレ用品
本当はポータブルの簡易トイレを用意しておくのが一番良いですよね。1200円くらいで買えます。簡易トイレに、トイレ砂、ペットシートが必要です。

それが難しいなら、ダンボールにビニール袋を入れ、そこに新聞紙などを裂いて入れる即席のトイレを作るのも良いかもしれません。でもそこに猫がちゃんとトイレをしてくれるのかは、ちょっとわからないんですよね。やはり専用のポータブルトイレがあれば安心です。

■ケージ

キャリーで避難させた場合、ずっとキャリーの中にいるとかなり窮屈です。ケージに移動させてあげたいですよね。そのために簡易的なケージが売られています。これも2000円程度で購入できます。
小さなトイレを入れて、寝転がれる程度の大きさのものですが、あるとないとではかなり違います。

■お気に入りのおもちゃ、タオル、チュールなどのお菓子


4 ハーネス(リード)をつける練習をしておく

万が一ケージから飛び出してしまった時のため、ハーネスは必須とも言えます。
しかし猫によってはハーネスを非常に嫌がるので、これだけは普段なら慣らしておかなければいけないみたいです。

私もさっそくハーネスを試そうと、いろいろなハーネスを見繕っている最中です。ハーネスさえあれば、少しの間ケージから出してあげることもできそうですし、トイレの間も安心ですし、良いことだらけのはずですよね。


と、ここまで調べた結果をまとめてみました。
とにかく昨今、何が起きるかわからないということで、災害への対策だけはきちんとしておきたいと思います。猫を置いて逃げる他なかった、なんてことになったら心が先に死にますよね。

そうならないためにも、人間のもの同様にペットを避難させるために何が必要なのか普段から準備をしておきましょう!