口下手さんでも大丈夫!困った時のトーク術
LINEやSNSを通してなら平気だけど、面と向かって話すのはやっぱり苦手……という口下手さんや人見知りさんっていますよね。
「会話が詰まってしまい、気まずい時間が流れてしまう……」「何となく飲み物を飲んでやり過ごす」なんて話もよく聞きます。「無言」の時間が続いてしまうと、気まずさから自分ばかりが頑張って空回りしてしまうことも……。
何を話せばいいのかわからない……!
という口下手さんや人見知りさんは多いですが、どうしてそう思って焦ってしまうのでしょうか? なんと答えははっきりしているのです。
「自分が話さなきゃいけないと思っているから」です!
1 自分2割、相手8割で話の軸を合わせていく
「何を話したらいいの」「この無言はどう切り抜けよう」と考えていると、やっぱり焦って会話は止まってしまいますよね。焦って逆に会話を止めてしまうのが口下手さんや、人見知りさんに多いパターン。
コミュニケーションの上手な人ほど、話すよりも聞くことに力を注いでいると言われています。あくまで理想ですが、最初は自分の話が2割、相手の話が8割を目指して会話の軸を合わせていきましょう!
昔から自分のことばかりたくさん喋る人よりも、たくさん話を聞いてくれる聞き上手な人ほど人間関係がうまくいっています。まずは聞き出し上手になることを目指していきましょう。
2 口下手さん困ったときのテッパン返答
会話の「やまびこ」と「ねぎらい」ってご存知ですか?
困った時に使えるのがこちらの方法!
■やまびこ
相手が発した言葉を疑問形にして返す方法を「やまびこ」と呼びます。言葉通りの意味なのでわかりやすいですね! たとえば「最近良いことがあって……」と言われることがあったら「良いことがあったんですか?」とそのまま返してみるという方法です。
■ねぎらい
やまびことはい、ねぎらいというのは共感してねぎらうのが基本です。
ネガティブな発言が多い方にはとても有効で、そういった方は話を聞いてもらいたい方が多いので「大変ですね」「それはつらいですね」と相槌をうってみましょう。
3 会話の広げ方ときっかけの作り方
話題の広げ方やきっかけの作り方のポイントは、まずは相手の話をよく聞くことから見えてきます。
たとえば仕事や趣味のことなど、相手がチラリと言葉にしたことに興味を持って尋ねてみると、相手は快く話してくれます。
たとえば趣味が釣りだった場合、「どこまで釣りに行くんですか?」「どんなものが釣れるんですか?」「失礼かもしれないんですが、釣りの良さってどんな部分ですか?」「釣った魚はどうするんですか?」「いつからやっているんですか?」「自分の釣竿とかも持っているんですか?」など、聞いてみたいエピソードはたくさんありますよね?
会話の広げ方として、「どこまで釣りに行くんですか?」という質問に対して相手が「○○県の○○だよ」と答えてくれた場合があるとします。たまたま自分がそこを訪れたことがあるのなら「ああ! 私も行ったことがあります! あそこは○○が綺麗ですよね」「○○が美味しいって有名じゃないですか? ○○さんも食べましたか?」という形で会話を広げることができます。
趣味だけではなく、持ち物や服装は会話を広げるのにはぴったりのアイテムですよね。「これかわいいですね。どこで買ったんですか?」「おしゃれなコートですね、私もこういうのが欲しいなあ」など、広げ方も様々です。ぜひ試してみてください。
いかがでしたか?
口下手を卒業するためには、とにかく「相手の話を聞く」が基本のステップ! もちろん聞いているだけじゃなく、良いところで相槌を打たなければいけませんが、これをマスターすればかなりのスキルになりますよ。