栃木の防災②/避難所に持っていくべきもの
今回も引き続き、本格的な台風シーズンを前に栃木の防災について考えてみたいと思います!
我が家には世界一かわいいスーパーファビュラスでキュートで天才的にあざとい猫ちゃんがいるのですが(猫飼いはみんなこう思っている)、この猫ちゃんに不便な思いをさせたくないので、とにかく準備だけはばっちりしておきたいと普段から考えています。
というわけで、前回の記事はこちら
https://kyujin-jam.com/column/4601
前回は避難するためのノウハウをまとめたつもりですが、今回は早め早めの避難を心がける場合、避難所に持っていきたいものや事前の準備をまとめてみました。
1 避難時の危険についておさらい!
2 避難所がいっぱいになることも?
3 日本赤十字のチェックリスト
4 あると助かる便利グッズ
5 避難経路の確認と安否確認の方法
6 災害時に役立つSNS
ということで、上記の6つにまとめました!
1 避難時の危険についておさらい!
早め早めの避難が鉄則ですが、とにかく「足首に水が来る前に避難」を覚えておくこと。この20cmは、子供では外開きのドアは開かなくなります。
20cmの高さの目安として、たとえば窓から外を見た時に、道路の縁石の高さが約20cmです。これが隠れているともう避難は危険!
30〜40cmの水(脛あたり)まで来ると、女性の力では外開きのドアが開かなくなると言われています。とにかく水の力はこわい! 水はこわいと覚えておきましょうね……!
2 避難所がいっぱいになることも?
意外と知られていないのですが、避難したとしても避難所がいっぱいになっていることもあります。たとえ入れたとしても物資もなく、毛布もないという状況になることも……!
地元の団体の災害用ラインなどに登録しておくと、「○○小、○○中は人数が上限に達したため、これから避難する方は別な場所に向かってください」と連絡があることも。
・避難が遅いと避難所に入れない
・避難が遅いと物資(毛布など)がない
こんなパターンもあるので、避難は絶対に早いほうがいいですよね?
3 日本赤十字のチェックリスト
避難する時、なにを持っていったらいいの? と心配ですよね。何が必要で、何が必要ではないのか事前にチェックするため、日本赤十字さんのHPでチェックリストが出されています。
これを見てわかる通り、事前に準備しておきたいものがこんなにあるんですよ!? めちゃくちゃ多いですよね?
むしろこんなに持って歩けないのでは……? と心配になりますが、これが避難するということみたいです。
もうわからない! という方は、非常時の持ち出し袋としてセットで販売しているものがありますよね。あれを購入して、家に置いておくと万が一の時にものすごく助かるかもしれまえん。
ちなみに銀行の通帳や印鑑は、もしも流されてしまったりと紛失しても、後でしっかり申請すればきちんと元に戻ります。財産が消えてしまうことはないので、忘れたかたと言って取りに戻ってはいけませんよ……!
4 あると助かる便利グッズ
・大粒ぷちぷちシート
(軽くて持ち運びやすく、濡れても大丈夫。クッションにもなれば、マットレスにもなる)
・虫よけスプレー
(蚊がいる、という話をたくさん聞きます!)
・本などの電力を消費しない娯楽品
・貴重品だけ入れて肩にかけておけるサコッシュ的なもの
・耳栓、アイマスク
こういうもの、意外と忘れがちなんですよね。
蚊がいるのに何の対策もできないのって、ものすっごくストレスになると思うので、虫よけスプレーだけは絶対に忘れないようにしようと個人的に思っています。(スプレーする時はまわりの方に配慮しましょう!)
5 避難経路の確認と安否確認の方法
避難するための持ち物は完璧だったとしても、避難経路の確認が疎かではダメですよ! どこに避難するのか、どの道を通るのか、移動手段は何なのか、を決めておくと万が一の時には絶対に助かります……!
たとえば田舎だったとしたら、用水路って大雨の日は本当に危険なんで気をつけたほうがいいですよね。こういった細かい状況を知っておくことは重要です。
とくに普段車でしか移動しない方は、どこに何があるのか意外と知らないことも多いので一度歩いてみるのもおすすめです。
ハザードマップ ポータルサイト
http://disaportal.gsi.go.jp/
全国のハザードマップはこちら↑から確認できます。
どこを通って、どこに避難するのか。
自宅だけではなく、地元の両親や行きつけの病院の場所などもハザードマップで確認しておくことをおすすめします!
6 災害時に役立つSNS
災害がおきた時、意外と強いのがSNSです。
東日本大震災の時も通信インフラが被害を受けて電話ができなかったり、メールができなかったりしましたよね?
しかしそんな中でもツイッターなどのSNSは動いていた……! というわけで、意外と便利に使うことができます、SNS。
災害時に流される政府公式ツイッターアタウントがこちらで紹介されています。もしもの時用にフォローしておくのも良いかもしれません。
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/bousai/sonae.html
(政府公式ツイッターアカウントの他にも、自衛隊や気象庁のアカウントも紹介されています)
災害時は、避難所の空きなどもツイッターで教えてもらえることがあるので、実は役に立つんですよね。でもデマにはくれぐれも注意しましょう……!