栃木県で一番住みやすい街はどこ?
突然ですが、魅力度ランキングで長いこと最下位だった茨城県が、2020年に最下位から脱出。
変わりに最下位になったのは……栃木県でしたね……
全国住みたい県ランキングでの栃木県は39位、全国住み続けたい県ランキングでの栃木県では34位です。
なんというか、こう、パッとしない結果ですよね。
栃木県は一応関東に位置しているし、新幹線で1時間かからず東京に出ていけるという便利な立地であるというのに、「地味」ということでなかなか人気が出ません…!
どこが地味なんだ、温泉もたくさんあるし、日光東照宮もあるんやぞ! と思いますが、まあランキングの気持ちもわからないでもないんですよね。
関東の人間は、北海道をはじめ東北や、近畿、九州地方に憧れを抱くんですよ。
なんかこう、かっこいいですもん。
でもでも栃木県はなかなかに良いところなんですよ。
とにかく関東の強みで、都心まですぐに行けるのに、絶妙に田舎なので自然がいっぱい……、といろいろあるんです。
今回はその栃木県の中でも「住みやすい」と言われる街の自治体でのランキングを紹介しておきます!
栃木で働きたい方や、栃木に引っ越しを考えている方はぜひとも参考にしてみてほしいです…!
街の住みここちランキング1位 宇都宮市
やっぱり強い宇都宮!
県のほぼ真ん中にある県庁所在地なので、とにかく利便性で言えば栃木県一で間違いないところ。
最近は餃子の街として全国区になったので、観光客が増えてきたんですよ〜!
駅東にある餃子の像とは、もう一緒に写真とりました?
栃木県民の待ち受け画面は餃子の像なんです。全員そう。ほんとですよ。(適当なことを言う)
交通の利便性だけじゃなくて、現在かなり力を入れて子育て支援を行っているので、宇都宮は子育てしやすい街ランキングでも常に上位にランクインしています。
昔は城があったほどの立地なので、地盤もしっかりしていて、水害や土砂災害の心配もあまりない、というのもかなりの強み!
こう毎年自然災害が起きると、災害の面での街づくりというのはかなり考えてしまいますよね。
街の住みここちランキング2位 大田原市
2位にランクインしたのは、大田原市と意外にも感じる街です。
栃木県民でないと「どこ?」と言われそうな街ですが、実はここは凄い街なんですよ。
大田原市は栃木県の北のほうに位置して、宇都宮に比べるとかなり田舎。でもそこが良いところでもある……!
街の中心部は賑やかなのに、その周辺は県内有数の米の産出高を誇る土地であるため、どこまでも続く田園風景が眺められるほか、東を見ると山、山、山という、めちゃくちゃにかっこいい景色が広がっているんです。
つまり賑やかと静けさ、都市と自然というバランスが完璧なんですよね。
都市部からの移住希望者が多いことでも有名な街なので、大田原はまだまだこれからですよ。いつか1位の宇都宮も抜かしてしまいそう。
ちなみに大田原には県北唯一の救急救命センターである那須赤十字病院があって、医療福祉の総合大学もあるので医療の街としても知られていますし、医療を学ぶ学生の街でもあります。
こんな街で勉強するのって良いですよね〜
街の住みここちランキング3位 下野市
とても小さな街なのに最近人気が鰻登りなのが、下野市です!
なんで突然こんなに人気が出たんだ下野市……!
下野といったら歴史好きが喜んでしまうくらい史跡がたくさん残っている街なのですが、最近はそれだけじゃなくなってきたみたいです。
まず、なにより利便性が良いんですよね!
電車系はもちろんですが、車移動を主とした地方都市の場合、高速道路や国道がすぐ近くを走っているというのはかなりポイントです。下野市には車移動の交通網がとにかく良くて、さっと国道に出ることができるので、どこにアクセスをするにしても便利……!
さらに駅周辺は徒歩圏内に洒落たお店がたくさんありますし、上品な住環境が整っているんですよね。なんだか下野市って上品なんですよね、街並みが。
自治医科大学附属病院を中心に地域医療が充実しているのも、この街の強みのひとつだし、駅近の本屋の本の品揃えが小さいながらとても良くて、個人的な話ですが一番好きな本屋です…!
と、こんな形が栃木県のトップ3と言われる街のようです!
人口などを考えると、小山市や佐野市がランクインしてくれても良さそうですが、けっこう意外な結果になっていました。
ちなみに次点は壬生町だそうです。
壬生は昔から面白い取り組みをしている街なので、上位はずっとキープしているんですよ。良いですよね!
栃木県といってもいろいろな街があるので、もし働く場所や引っ越し場所で悩んでいるのなら少しは参考になればと思います。
個人的ではありますけど、私は下野市に住みたいなって思っています。
ではまた!