眠れない夜の4つの対処法
なかなか眠れないという友人がいて、彼女に「眠れない時にどうしたら一番良いのか調べてほしい」と言われました。
なるほど、確かに「明日は朝が早いのに、どうしても眠れない」時ってありますよね?
どうしてか不安だったり、脳が覚醒していたり、体に力が入っていたり……、と原因は様々にあると思いますが、眠れない理由は本人が一番よくわかっているのだと思います。というわけで、今回は眠れない「原因」ではなく、「対策」をまとめてみました!
(1)478の呼吸法で眠る
まずはアメリカの医大の教授が考案した「478呼吸法」から。これはほぼ瞑想に近い眠り方で、瞑想法とも呼ばれています。
やり方は簡単です。
①4つ数えながら鼻から息を吸う
②7つ数えながら息をとめる
③8つ数えながら息を吐き切る
たったこれだけです。これを3回繰り返すとちょうど1分になります。この1分で寝てしまう人も多いのだとか。「寝なきゃ寝なきゃ」という不安や興奮状態にある人には、リラックスが出来て良いのかもしれません。
大切なのは「呼吸すること」に意識を持っていくこと。他のことは一切考えず、呼吸と、その数を数えることだけを考えることで、脳が落ち着いていくのだとか。
(2)思い切ってベッドから離れる
眠れない人に多いのが「ベッドに入っても眠れない」と思い込んでしまうことらしいです。多くの人は「ベッドに入ればゆっくり眠れる」と意識の中にあるため、知らず知らずのうちにリラックスして眠れるそうですが、眠れない経験を持っている人にとってはベッドは眠れる場所ではないのです。
まずその意識から変えるために「眠れない」と思った時には、思い切ってベッドのある部屋から離れてリビングなどに移動してみると良いのだそうです。そこで30分程度、本を読んだり、温かいものを飲んだりしてゆっくり過ごし、リラックスできたところでベッドに戻ると脳が「寝てもいい」と思い込むのだとか。
(3)「あー」と頭の中で声を出す
頭の中で「あー」と声を出してみるだけ。最も簡単な方法ですが、それ以外を思考から追いやることができるため、早々に眠れることができるのだとか。これはツイッターなどのSNSで広まった方法で、簡単なのに効果が高いと評判なんです。
(4)思わず笑ってしまうものを見る
何かが不安で眠れない時は、全てを忘れて笑ってみる、という方法です。たとえばネットでお笑いの動画を見たり、2ちゃんまとめで思わず笑ってしまうような画像を見てみることです。笑うことで心がすっきりして、気分を変えることができますよね。どちらにしても、眠る直前は良いことだけをたくさん考えることが、すぐに眠るコツなのかもしれません。