上野ラスコー展レポ!
先日、ラスコー展にいってきました!
現在上野の国立科学博物館でやっている壁画展です。
今は誰も入ることができないフランスのラスコー洞窟の中にある、2万年前の壁画を完全再現した展覧会です。これがとっても良かったので、今回はこれについてレポートを書いておきたいと思います。
ちなみにチケットは大人1600円。
(写真のチケットは有効期限が12月27日と記載されていますが、ラスコー展は2月19日までやってます!)
ラスコー洞窟の中に描かれた壁画は、2万年前に生きていたクロマニヨン人が描いたと言われています。なんでも芸術の始まりと言われている作品なんだそうですよ。
発見された骨などから完全再現されたクロマニヨン人 (すごいリアル!) が出迎えてくれるんですが、びっくりするくらい美人さんです。クロマニヨン人はきれいな人ばかり……?
2万年前の絵なんて、きっと子供の落書きみたいなのだ……、と思っていたのもこの中に入るまでです。実際にはめちゃくちゃ上手で、現代の絵と何の違いもありませんでした。すごい、すごすぎる! 2万年前なのに!
写真は暗いのでよくわかりませんよね。失敗しました!
暗い洞窟の中で絵を描くためにランプを発明して、筆をつくり、絵の具をつくり、誰かが毎日そこで絵を描いていたらしいです。2万年前に。それってすごいことですよね。その時代から、絵を描くことが大好きな人が生きていたということなんでしょう。
クロマニヨン人とネアンデルタール人は同時代に生きていましたが、楽器をつくって歌を歌い、筆をつくって絵を描いていたのはクロマニヨン人だけらしいです。ネアンデルタール人は結局滅びてしまったので、芸術を愛したホモ・サピエンスだけが生き残って私たちの祖先になった、という話でした。
ラスコー展、すごくおもしろかったです!
国立化学博物館にはラスコー展のような特別展示の他に、地球館、日本館と広い展示室があるんですが、結局ラスコー展に時間を使いすぎてほとんど見れませんでした。じっくり見るのには1日あっても足りませんね。写真は地球館の1階です。ちなみに地球館は3階まであり、地下も3階まであります。広すぎて回れません。
チャンスがあれば、ラスコー展もう一度行きたいなあと思っています。
2月までやっているので、ぜひどうぞ!