文化防災デーの訓練の見学に行く!
毎年1月26日は「文化防災デー」と言われているらしいです。
日本の大切な文化を火災から守ろうという日で、全国各地の神社仏閣(文化財所有地)で防火訓練が行われるんです。
かなり大規模に消火訓練をするというので、せっかくなので見学に行ってきました!
場所は地元では有名な稲荷神社です。
この日は低気温注意が出ていたほど寒い日で、昼間でも氷点下です。雪も残っているし、風に強いし、とにかくめちゃくちゃに寒い日だったので「それほど見物人もいないだろう」と、なめた感じで出掛けていったんですが、予想に反してすごい見物人が……!
立派なカメラを構えた方々や、地元の新聞記者、地元のテレビ、近所の人と、続々と集まる見物人に私も興奮ゲージがマックスです。
そして前フリもなく、唐突にあがる不審火に慌てる神社のスタッフ!
続々と到着する消防車!
バタバタと境内に駆け込んでくるファイヤーマン!(本当はこの10倍くらいいる)
うわーかっこいいーー!
放水で虹が…!
虹がーー!
氷点下の気温の中、風に煽られた水が飛沫となって降り注ぐので、寒さ×冷たいで地獄のような状況です。でも虹をこれだけはっきりと間近で見たのは初めてかもしれません。すごい!
消防士さんの訓練が終わった後は、今度は地元の消防団が訓練をします。しかも消防団の訓練に出てきたのが、なんと100年前のワイヤーポンプで、これがまたかっこよかったんです。
6人がかりで交互に押すことで、ポンプから水が放水される仕組みです。こんなローテクでも、消防車と同じくらいの威力で水が出るんです。すごいですよね。
このワイヤーポンプ、100年前は100円で買ったものらしいですが、現在の価格では500万円ほどになるそうです。100円が500万か……。10万くらいを握りしめて100年前にタイムスリップしてみたいものです。
最後は巫女さん達による消火器訓練でした。
こんな光景、滅多に見られないですよ?
消防士さんの話によると、消火器っていうのは、たった15秒ほどしか消化剤は出ないそうです。そして消化剤が飛ぶ距離が5メートル。たった15秒しか使えないので、落ち着いて有効的な使い方をしてほしいそうです。
私は消火器って3分くらい使えるものだと思っていたので、15秒にはちょっと驚いてしまいました。へー!
というわけで、とりとめもなく文化防災デーについて書いてしまったんですが、なかなか見れない光景に興奮しっぱなしでした。思っていた以上に楽しかった…!
帰りはお蕎麦を食べてきました。満腹。