3月だ!春になったら行きたい博物館・美術館

二月も終わりになると、気温がぐんとあがって春らしくなってきましたね。
私の実家の家は、梅がきれいに咲いています。
こりゃもう春じゃ。

さて三月になると、あちこちの博物館や美術館で特別展がはじまることが多いんですが、今年もかなり良さげなものがあるんですよ〜!
コロナもあってなかなか、あちこちに出かけるのは難しいかもしれませんが、感染対策をばっちりしてお出かけしたいところです。

「空也上人と六波羅蜜寺」東京国立博物館(3/1〜5/8)

とにかく今回どうしても私が行きたいのはこちら!
空也上人が東京に来るぞ!

日本史の教科書に載っていた空也上人像が東京にくる! というわけで、めちゃくちゃ楽しみにしています。
口から六体の仏様が飛び出している像なんですが、どういうこと?と思う方はぜひ見に行ってもらいたい……!これには深いわけがある…。
六波羅蜜寺は正面からしか見られないんですが(当たり前ですがケースに入っているので)この特別展では360度から見れるという噂が。

ちなみに私は六波羅蜜寺まで見に行ったことがあるんですが、本当にすごくてかっこよくて仏像大好き人間になったのは、たぶんここがきっかけだと思います。
ちなみに天才仏師運慶の息子さんの作品なんですけど、もう何?すごいの一言。今回絶対行きたいので、気合いが違いますよ私は……!

「ダミアン・ハースト 桜」国立新美術館(3/2〜5/23)

国立美術館では、イギリスを代表する現代作家のダミアン・ハーストによる特別展が開かれます!
最新作のシリーズが「桜」ということで、日本人なら誰でも気になるテーマですよね。

どうも大きい作品は縦5メートル、横7メートルもあるということなので、ちょっとした家ですよ、それは。いや家より大きいかもしれない。私の実家って縦何メートルあるんです???

まあとにかく巨大な桜作品が出迎えてくれるということで、ものすごく幻想的な気分になれることは間違いなく、さらに3月に合わせて「桜」の作品を見れるのも最高に良いですよね。
なんといっても、ここでは花粉の心配なく花見ができるぞ。(もちろん静かに鑑賞しますけど)

「本城直季 (un)real utopia」 東京都写真美術館(3/19〜5/15)

これは本物?それともジオラマ?という写真で有名な本城直季さんの写真展が、東京都写真美術館でスタート。

私は最初、ジオラマを撮影したものだとばかり思っていました。
精巧なジオラマだなあ…と思っていたら本物だった!

どうやって撮っているのかも書かれているのですが、よくわからない。
とにかく不思議で幻想的な世界が写真で表現されているので、こちらも本当に見逃せないやつですよ。

200点近くの作品が展示されるらしので、現実なのか、それとも虚構なのか、という不思議な体験ができそうです。


関東だけではなく関西方面でもかなり面白そうなものが多いんですが、さすがにそちらまで行けそうにないので、今回は見送ります。
早いところ自由に遠くまで気兼ねなく遊びに行ける日が来るといいですね。
最近は世界情勢もかなり厳しい展開になっているので気分は鬱々としていますが、春がくれば良いこともあるでしょう……!