夏の終わり・読書のすゝめ
8月もそろそろ終わり。皆さんは夏を満喫できましたか?
今年は猛暑で、毎日毎日暑くてなかなか外に出られませんでしたよね。外に遊びに行くのも命がけ!できることならクーラーの効いた屋内で……と思ってなかなか外に出ないで過ごしているうちに、8月後半になってしまったりしていませんか?
さて、今年は夏のはじめに、上野の国立科学博物館がリニューアルオープンしたことで、ずいぶんと話題になりましたよね。映画ジュラシック・ワールドの公開も後押ししたのか、図書館・本屋には科学系のコーナーがたくさんありました。子供の夏休みの自由研究だけじゃなく、大人が楽しめる科学本が揃っていて、これがどれも楽しかったんです。
そういったわけで、今年の夏、私もブームに乗っかって科学本を読み漁ってみました。特に面白かったものをピックアップしてみますね!
■生物と無生物の間
かなり有名な本ですが、文系の人には馴染みがないかもしれないので紹介しておきますね!2007年にサントリー学芸賞、新書大賞を受賞したもの。科学の本はつまらないし、退屈してしまう。そんなことを思っている人にこそオススメしたい一冊です。まるでミステリーだし、限りなく文学。事実は小説よりも奇なり、と言われるように、現実は全てを凌駕してしまう。そういうお話です。とにかくおもしろい!
■これが物理学だ
いかにも難しそうなタイトルで、文系にとってはあまり読みたいと思わない代表的な本。でもこれが最高に面白いんです!マサチューセッツ工科大学の大人気教授の授業を本にしたもの。レベルの高い物理学の話かと思ったら、全くそんなことはないんです。科学式も使わないで、この世界の不思議なことをわかりやすく、おもしろく、ドラマチックに教えてくれる不思議に満ちた本。大人が楽しめる科学本といったらこれ。
■世界で一番美しい元素図鑑
物語ではないんですが思わず買ってしまいました、元素図鑑!元素のことが分からなくても見ているだけで楽しい図鑑。特に写真がとにかく綺麗なので、それだけでも価値があるのでは? もちろん読み物としてもおもしろいですよ!
と、読書の秋よりも一足早く本の紹介をしてみました。
フィクションの物語が好きな人も。たまにはこういった本に手を出してみると新しい発見があって面白いかもしれませんよ?