友達が陰謀論にハマってしまったはなし
最近あまりに困っているので、ここにも書いてしまいますね。
今回、さすがに本当に困っています。
まさかまさかの事態なのですが、仲の良い友人が陰謀論にハマってしまいました。
今まで何回か、身内や周りの人間が陰謀論にハマり、どうしていいかわからない……という記事を読んだことはあったんですが、まさか自分の周りでそれが起こるとは……。
「親がYouTubeを見るようになり、陰謀論にハマってしまった」というのはネット上でよく聞く話なんですよ。
暇だから見てしまう、というわけで、Netflixを見るようになったら元に戻った、という対策まで聞いたことがあります。
だけど同年代の友達がそういったものにハマってしまった場合、どうしていいか本当にわからないんですよねーーーー!!
陰謀論っていうのは、「陰謀論に騙されないで」という言葉に対して、「あなたの方こそ陰謀論に騙されている」という状態になるので、対話が困難なんだそうです。
(ほんとうにそれ……)
こういった状態になった時、多くの場合で「エビデンスは無意味」になるそうです。
意見の異なるグループ同士が議論を行うと、お互いを攻撃することで亀裂が深まってしまって、両者の思想がより先鋭化する「集団分極化」と呼ばれる現象が起きてしまう、と聞きました。
そもそもツイッターのインスタも、ユーザーの嗜好をもとにおすすめユーザーが最適化されてしまうので、同じ考えを持つ人が集まってしまうんですよね!
こういうのをフィルターバブル(ユーザーの嗜好をもとに、各人に最適化された「見たいものだけ」の情報に囲まれてしまう状態)というらしいですよ。
とはいえ実際は私の意見のほうが間違っているのかもしれないし、何が本当に正解か知ることは難しい世の中なので、あんまり言えないんですけど、だからといって他人に意見を押し付けるのは良くないと思うわけです。
ということで、調べたんです。
「大切な人が陰謀論にハマってしまった時、何をどうすべきか」
■否定せずに聞く
■対話による相互点検
陰謀論者は怖がっている、不安、寂しい、などの気持ちがあるので、話をまず「否定しないで聞く」というのが大切、と書かれていました。
そう言われてもなーーーーーー? って思いますが、それしかないのなら、そうするしかないんですけど、それにしたって「そんなバカな」という話ばかりで難しい!
相互対話というのは、自らの考えに対してきちんと意見をぶつけてくれる相手と、常に対話をして考えの点検を続ける、ということらしいです。
今さら遅いがな。
調べれば調べるほど、考えが異なる相手と対話することの難しさを思い知ってしまいました。世界から紛争がなくならないのは、こういうことなのか……という思いに至ってしまいました。
いつか私自身の思考が偏って、それを他人に押し付けるようにならないためにも、常にフラットに情報を捉えて、フェイクかどうか見極めることが大切ですね。
友人の陰謀論については全然解決していないし、日々激化していくので、これからどう接していくべきかまだまだ思考錯誤しようと思います。